背くらべ


「伸びてる?」

「フ、ズルしてないか?」

「してないよ! ほらっ」

「…かなり伸びてるな。」

「本当?」

「ああ。良かったな」



「いつか ヴィンを抜くから」

「セフィならすぐ私を追い越すよ。」











数十年後。
目覚めた赤マント。
屋敷内を徘徊中に 柱の上の方に刻まれた傷を発見。

見上げる位置に有る印に


「…越されたな。」




※場所は神羅屋敷2階 左の部屋イメージ。(ロストナンバーの居る向かいの)